
ボンジュール、むぎです(@muuugi105)!!
私は2016年9月から2017年8月までフランスでワーキングホリデーをしていました。
無事に1年終了したので、今更振り返ってみたいと思います。
contents
ワーホリでフランスへ行った理由

私の場合フランス文化に興味があるわけでもなく、フランス語を勉強したいわけでもなく、フランス人彼氏のピーちゃんとフランスで暮らすためにワーホリビザを取得して渡仏しました。
フランスのワーホリビザ申請では提出しなければならない書類が多いのですが、その中に申請動機文(志望理由書)があります。その動機文には、まさか「彼氏と一緒に住むため」とは書けません(笑)
私の場合ですが、
- イギリス人作家ピーター・メイルさん著の「南仏プロヴァンスの12か月」を読んで南仏の生活に興味を持ったので、実際に体験したい
- WWOOFやボランティア活動に挑戦したい
- そのために1年という期間が必要
という内容で分かりやすく簡潔に書きました。

私のワーホリ1年
語学学校を2週間で辞めてしまう…

当初私が立てたおおざっぱな計画は、「フランス語の語学学校に行く(8か月)⇒それから可能であれば働く」というものでした。
という訳で通い始めた語学学校。
結果は2週間で辞めてしまいました…。全然合わなかったうえに、先生がアジア人差別丸出しでした。もうこれはとっとと逃げようと思って、逃げました(笑)
約15万も払ったのに、どーしても行きたくなかった!
仕事見つけるも2つとも退職

学校を辞めた後は「ワーキングホリデービザだから働こう!」と思って仕事探し。
運よくベトナム人が経営する「寿司屋」で働くことが出来ましたが、大量のみりんを持ってぎっくり腰になり、わずか1日で退職、、、。
そしてまたまた懲りずに仕事探し。今度は「日本人が経営する日本食レストランで働きたい!」と思って、隣町の日本食レストランで雇ってもらいました。
ところが5日で退職、、、。
人気店でスーパー激務&立ち仕事がキツイ&通勤時間が往復5時間半で体がもたなかった。
おまけに自転車を盗まれるという不運で、通勤時間5時間半がさらに伸びてしまい、勤務時間よりも通勤時間が長くなってしまったのです!!
ヘトヘトで帰宅後、家事も出来ず、相方に迷惑をかける結果となってしまったため、申し訳ないけど退職させていただきました。
結局、フランスでの就業は延べ6日で終了(笑) この後、フランスで働くことはありませんでした。次に記述するフランス語講座に通うまで、自宅で引きニート生活を送っていました。
運命を変えたフランス語講座

わざわざフランスで引きニートしていた私に転機が訪れました。
街でたまたま知り合いの韓国人に会い、自宅近くに外国人向けのフランス語講座があるという情報を教えていただいたのです。
私はこのフランス語講座に約5か月間通い、たくさんの人たちと知り合い、たくさん色々なコトを教えていただきました。
おまけに無料!!
本当に感謝してもしきれません。
ちなみにほとんどのクラスメイトが北アフリカ(チュニジア・モロッコ・アルジェリア)からフランス来た移民の方々でした。彼らはイスラム教を信仰していて、女性は頭にスカーフを巻いています。
自分で言うのもなんですが、私クラスメートから結構好かれていたと思います(笑) 私はフランス語が話せないけど文法は出来るという典型的な日本人のため、学校では優等生。他のクラスメートから色々と質問されるため、親切に丁寧に教えてあげたりしていました。
最初はお互いに警戒心はあったかと思います。私自身、イスラムの方々と接するのは初めての体験でした。でもそこは人間と人間。言葉、文化が違くても、徐々に歩み寄ることが出来ましたよ (◜௰◝) 毎日同じ時間、同じ場所で、同じフランス語を勉強しているんですもの。
みんな元気かなぁ。会いたいなぁ (◜௰◝)


本当に個性豊かで優しい先生&クラスメートに囲まれて幸せでした!!
現在もフランス語の勉強継続中です
ワーホリ終了直前で青天の霹靂!!入籍延期となったぜ事件

さてさて、私がフランスへ来たのはフランス人のピーちゃんと一緒に暮らすためであると冒頭お話しました。そしてワーホリ終了までにフランスで入籍して日本で結婚式をしようと決めていました。
日本にいる母にも手伝ってもらい、フランスで入籍するために必要な書類を揃えて役所に提出、入籍の日取りも決めました。後は本当に入籍のセレモニー(日本は役所に書類を提出するだけですが、フランスでは市長立会いのもとセレモニーを行います)を迎えるだけ!
と言う時に…
なんと入籍延期!!
理由は書くのを控えます…。
ワーホリ1年感想
こうして改めて振り返ってみると、やっぱり色々ありましたね。
でも1年間ピーとフランスで楽しく過ごし、無事に日本に帰国できたことをうれしく思います。犯罪に巻き込まれることもなく(自転車は盗まれましたが…)、多くの方に親切にしていただきました。
途中ホームシックにもなりましたけど、今ではいい思い出です。
そんなにあちこち旅行もしなかったんですけど、イタリアにも行けたし、世界遺産カルカッソンヌにも行きました(^O^)


ワーホリでフランスへ行って、英語圏とは違うフランスの文化&生活(思いがけずイスラム文化も)を1年間体験し、物事の新しい見方を養うことが出来ました!!
なんというか…、人生の深みが増した気がします(*^ω^*)
これからワーキングホリデーする人へアドバイス!
やっぱりフランス語は大事!
私が渡仏前にイメージしていたフランスでの生活は、フランス人彼氏と幸せに暮らして、休日は公園でピクニックして、学校ではたくさん友達が出来て、放課後は友達とカフェ行ったり…というもの。
もちろん全てが順風満帆に行くとは思っていなかったけど、英語話せるし、何とかなるだろうとなぜか思っていました。なんでだろう?(笑)
…でも、甘かった。
私が住んでいるのは南仏の田舎町。英語、通じません!
フランスの田舎なので、日本人コミュニティありません!孤独です!
フランスで最初の3か月間、迷走しまくってたどり着いたのは「やっぱりフランス語は大事」ということでした。
もしフランス語に自信のないという方は、都会に住むことをオススメします。その方が日本人コミュニティーがあるし、英語通じるし、仕事も探しやすいです。
やはり事前の準備は入念に!
「行けば何とかなる」という考えもあるかと思います。確かに何とかなりますが、精神的に辛いです。
可能な限りお金は貯めた方がいいし、英語にしろフランス語にしろ渡航前に出来るだけ勉強しておいた方がいいです。色々忙しいと思いますが、お金&語学に余裕があれば心の余裕にもなると思いますので、ぜひ頑張ってください。田舎に住むならなお更、フランス語は必須です!
あっという間の1年です。
これからワーホリする人が充実したワーホリライフを過ごせますように(人´3`)⌒♡☆
では
明るいブログとは裏腹に、大変辛い思いをされたのですね。心中察します。
けれど、異国の地でそれだけ頑張れるむぎ様は立派ですよ!心から尊敬します。
えりかさんへ
こんにちは!コメントありがとうございます!! (◜௰◝)
そして温かい言葉ありがとうございます!
こうやって改めて振り返ってみると、やっぱり色々あったなぁー、フランスで一年よく過ごしたなーと思いますね。汗
今は日本にいて、毎日お味噌汁飲んで温泉入って、幸せです!
こんにちは!
自分は大学4年生でオーストリアにいた時フランス人の彼女が出来ました。彼女のほうが年下で、帰国後はフランスで大学に行くと言っていました。自分も卒業後にワーホリで彼女に会いに行こうと思っています。ですが、卒業後のワーホリは就活を難しくするなどの話を聞いてどうすればいいか分からず、今凄く悩んでいます。もし可能でしたらアドバイスなどいただけると嬉しいです。
ぎんがさん、コメントありがとうございます(*^ω^*)
フランスでは彼女さんと一緒に住む予定なのでしょうか?
彼女さんはどう考えていらっしゃるのですか?
将来的にはどちらかが移住することになると思うのですが、その辺はどうなんでしょうか?
フランス語は出来ますか?貯金はありますか?
とこんな感じで、
状況が分からなすぎてアドバイスになるか分かりませんが、私なりの考えを言いたいと思います。
貴方の人生ですし、無責任な言い方かもしれませんが「いいよー!!彼女を追ってフランスへ行けー若者ー!!」と純粋に応援したい気持ちもあります。
ただ率直に言うと、たいがさんがフランスへワーホリ行くのはリスクが高いかなと思いました。海外生活&国際恋愛&国際結婚の厳しさを知っている大人としては、あまり手放しには勧められません(汗)
ここはとりあえず日本で就職して、遠距離で様子を見たらいいのかなと思いました。たまにたいがさんがフランスに行けばいいし、彼女さんも日本に来ればいいと思います。それからもし、たいがさんがフランスへ行った場合、彼女さんとの関係が上手くいく時ばかりでない事は考えておいた方がイイと思います。
でももう一度言いますが、たいがさんの人生ですので、彼女さんとよ~~~~く話し合って、ご自身で決断されて下さい。
いい人生を送って下さいネ!応援しています!!
むぎ(●・∀・●)