
ボンジュール、むぎ(@muuugi105)です!!
フランスにある日系旅行会社の面接を受けて初めて知ったのですが、旅行業界って薄給激務なんですね…汗。
でもオフィスワークだし、まさか最低賃金なんてことはないだろうと思っていたら、見事に最低賃金での雇用でした。チーン。
フランスの最低賃金
フランスの最低賃金はスミック(SMIC)と言います。
2019年現在の最低賃金は以下の通りです。()内は1€=125円で計算した場合。
時給 | 10.03€ (約1,254円) |
---|---|
月給 | 1521.22€ (約190,153円) |
です。
どうですか?なかなか最低賃金高いな~と思いましたか?
しかーーーーーーーーーーし!!
これは天引き前なのでここから色々と税金やら何やら引かれます。
という訳で最低賃金の手取り額です。
時給 | 7.72€ (約965円) |
---|---|
月給 | 1171.34€ (約146,418円) |
です。
このお給料で物価の高いパリで生活しなければならないのです。
夫曰く、最低賃金で働いているフランス人はたくさんいるとのこと。なるほど、黄色いベスト運動(ジレ・ジューン)がなかなか収束しなかった訳と、フランス人のやる気のなさが理解できました。
フランスで見つかる仕事は大抵、最低賃金!
日本人がフランスで見つけることが出来る仕事の給料は、大抵最低賃金に設定されていると思います。
不思議なのですが、フランスの求人には給料が書かれていない場合が多いのですね。
これは給料は経験やスキルなどを考慮して、雇用主と交渉しながら決めるらしいからです。でも日本食レストランを筆頭に、日本人がフランスで見つけることが出来る仕事は大抵、最低賃金なのです。仕事が見つかるだけマシなのか…。
旅行会社も最低賃金…
私が面接を受けた旅行会社では、求人票に「英語話せる方優遇」って書かれていたんですけど、英語話せても最低賃金なんですよね。
挙句の果てにHTMLとかイラストレーターとか出来るのかと言われて、最低賃金なのに要求はすごいなと思いました。
しかも雇用形態が日本でいう正社員契約(CDI)ではなく、6か月間の期限付き契約(CDD)とのことでした。新しいシステムの導入による増員と言っていましたが、「これじゃあ、使い捨てじゃん…」という感じです。
せっかく慣れた時に仕事を辞めなければならない。CDIへの身分変更の可能性もないとのことでしたので、面接後に辞退しました。
自分のスキルを磨く事が大切
フランスは日本以上の学歴社会です。フランスでは日本の学歴は役に立ちません。フランスで最低賃金以上の仕事を見つけるには、自分のスキルを磨くか、資格(ディプロマ)を取る事が大切だと思います。
特にクリエイティブな特技を持っている人は強いと思います。
私はフランスでなんとか仕事を見つけることが出来ましたが、見つけた仕事は最低賃金でハッキリ言って誰にでも出来る仕事です。
今は残念ですが最低賃金の仕事に甘んじ、家ではイラストや漫画の創作活動を続けていきます。もちろんインスタグラムも!
そしていつかフランスで漫画家デビューするのが私の夢です。目指せ、フレンチドリーム♡
最低賃金から抜け出すために、頑張りま~す\(^o^)/!!
今回で「フランスで仕事探し」シリーズは終わりです。読んでくださってありがとうございました。参考にしてもらえれば、うれしいです!!何か質問があればメールください。
ではまた(╹◡╹)♡